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バクー (空母) : ミニ英和和英辞書
バクー (空母)[はは]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [そら]
 【名詞】 1. sky 2. the heavens 
空母 : [くうぼ]
 【名詞】 1. aircraft carrier 
: [はは]
 【名詞】 1. (hum) mother 

バクー (空母) : ウィキペディア日本語版
バクー (空母)[はは]

バクーロシア語; 改名後の艦名 アドミラール・ゴルシュコーフ、アドミラル・ゴルシコフ;)は、ソ連ロシア海軍キエフ級航空母艦4番艦に当たるが、搭載機の変更(Yak-38からYak-141)を前提に設計されたため、他の同型艦とはエレベーターの位置や大きさなどが異なっており、「改キエフ級」と呼ばれるケースが多い。
なお、「バクー」は現在は独立国アゼルバイジャンの首都であるが、この艦の建造当時はソ連邦構成共和国のひとつであった。ソ連の解体にともない、旧構成共和国の首都にちなんだ艦名から、セルゲイ・ゴルシコフ提督にちなんだ艦名へと改名された。''; 改名後の艦名 アドミラール・ゴルシュコーフアドミラル・ゴルシコフ)は、ソ連ロシア海軍キエフ級航空母艦4番艦に当たるが、搭載機の変更(Yak-38からYak-141)を前提に設計されたため、他の同型艦とはエレベーターの位置や大きさなどが異なっており、「改キエフ級」と呼ばれるケースが多い。
なお、「バクー」は現在は独立国アゼルバイジャンの首都であるが、この艦の建造当時はソ連邦構成共和国のひとつであった。ソ連の解体にともない、旧構成共和国の首都にちなんだ艦名から、セルゲイ・ゴルシコフ提督にちなんだ艦名へと改名された。'')は、ソ連ロシア海軍キエフ級航空母艦4番艦に当たるが、搭載機の変更(Yak-38からYak-141)を前提に設計されたため、他の同型艦とはエレベーターの位置や大きさなどが異なっており、「改キエフ級」と呼ばれるケースが多い。
なお、「バクー」は現在は独立国アゼルバイジャンの首都であるが、この艦の建造当時はソ連邦構成共和国のひとつであった。ソ連の解体にともない、旧構成共和国の首都にちなんだ艦名から、セルゲイ・ゴルシコフ提督にちなんだ艦名へと改名された。
== 艦歴 ==
バクーは1978年12月26日にチェルノモールスキイ造船所(ニコラーエフ南、第444海軍工廠)で起工され、1982年3月31日に進水し、1987年12月20日に就役した(ちなみに、就役前の海上テストの際、蒸気タービンのボイラーに亀裂が入るという事故を起こしている)。
バクーは、新開発のフェーズドアレイレーダー「マルス・パッサート」や、その他の新型各種電子機器など、次に建造されるアドミラル・クズネツォフのテスト艦も兼ねており、本艦で海上テストを行ったこれらのレーダー等は実用化に問題無しと判断されたらしく、そのままクズネツォフに採用された。
1988年3月3日、バクーは黒海艦隊に編入された。そして、5月下旬には艦載機(Yak-38、Yak-38U 計12機、Ka-27PL 16機、Ka-27PS 2機、Ka-27RLD 2機が配備された。12月、バクーは北洋艦隊に編入された。1990年10月1日、バクーは北方艦隊の第44対潜師団に編入され、10月4日、艦名がソ連海軍の提督セルゲイ・ゴルシコフにちなみ、アドミラール・フロータ・ソヴェーツコヴォ・ソユーザ・ゴルシュコーフ(アドミラール・フロータ・サヴィェーツカヴァ・サユーザ・ガルシュコーフ)に改名された。
なお、バクーに搭載されるはずだった新型の超音速VTOL艦上戦闘機Yak-141は、シートライアルが精力的に行われていたが、バクー艦上で事故を起こして大破してしまい、折からの財政難も有って、以後、開発計画は尻すぼみになっていき、ついには中止された。
1991年ごろからは行動も不活発になり、1992年から1995年までは岸壁に係留されたままになっていた。この間、機関室で火災が発生し、退役した同型艦キエフの部品を剥ぎ取って修理した。艦載機Yak-38もこの間に退役してしまい、バクーの搭載機はヘリコプターだけという有様になった。1995年にはどうにかカムバックし、同年5月、ムルマンスク観艦式に参加したのがバクーの最後の花道になった。7月、バクーは予備役となった。
1996年からロシア政府はインドとこの艦の売却交渉を開始し、1998年12月に仮契約が結ばれた。そして、7月全通型空母への改装が決定した。2004年1月、「艦そのものは無償でインドに譲渡し、全通甲板空母への改造費用と搭載機MiG-29K等の代金(合計で約15億ドル)だけ払って頂く」という内容の本契約が結ばれ、セヴマシュ・プレドプリヤーチエ(北方機械建造会社、旧第402海軍工廠、セーヴェロドヴィンスク市)において改造工事が始まった。最初は2005年にはインドに引き渡される予定であったが〔AFPBB News「ロシアの退役空母、譲渡予定のインドでとんでもない厄介者に 」2009年8月3日〕、改装コストの高沸や改装自体にトラブルによって何度も引渡しが延期され、最終的に2013年11月16日、バクーはインド海軍へ正式に引き渡された。なお、改修後はインド海軍艦船として艦名がヴィクラマーディティヤ(INS Vikramaditya)に改められている。''アドミラール・フロータ・サヴィェーツカヴァ・サユーザ・ガルシュコーフ)に改名された。
なお、バクーに搭載されるはずだった新型の超音速VTOL艦上戦闘機Yak-141は、シートライアルが精力的に行われていたが、バクー艦上で事故を起こして大破してしまい、折からの財政難も有って、以後、開発計画は尻すぼみになっていき、ついには中止された。
1991年ごろからは行動も不活発になり、1992年から1995年までは岸壁に係留されたままになっていた。この間、機関室で火災が発生し、退役した同型艦キエフの部品を剥ぎ取って修理した。艦載機Yak-38もこの間に退役してしまい、バクーの搭載機はヘリコプターだけという有様になった。1995年にはどうにかカムバックし、同年5月、ムルマンスク観艦式に参加したのがバクーの最後の花道になった。7月、バクーは予備役となった。
1996年からロシア政府はインドとこの艦の売却交渉を開始し、1998年12月に仮契約が結ばれた。そして、7月全通型空母への改装が決定した。2004年1月、「艦そのものは無償でインドに譲渡し、全通甲板空母への改造費用と搭載機MiG-29K等の代金(合計で約15億ドル)だけ払って頂く」という内容の本契約が結ばれ、セヴマシュ・プレドプリヤーチエ(北方機械建造会社、旧第402海軍工廠、セーヴェロドヴィンスク市)において改造工事が始まった。最初は2005年にはインドに引き渡される予定であったが〔AFPBB News「ロシアの退役空母、譲渡予定のインドでとんでもない厄介者に 」2009年8月3日〕、改装コストの高沸や改装自体にトラブルによって何度も引渡しが延期され、最終的に2013年11月16日、バクーはインド海軍へ正式に引き渡された。なお、改修後はインド海軍艦船として艦名がヴィクラマーディティヤ(INS Vikramaditya)に改められている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「バクー (空母)」の詳細全文を読む




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